2003-06-03 第156回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
これは何千人という教官定員をお抱えの大学には想像も付かない問題でいらっしゃるかと思いますけれども、私どものように二百何十人という規模の大学でございますと、どこの学部のどの空きポスト、空きポストというのがそもそもございませんから、どの方が定年で退官されたらそのポストを理事の方に回そうかというような考え方をしなければならないわけで、理事の数だけ退官者がない場合にはどうしようかなどというせっぱ詰まった問題
これは何千人という教官定員をお抱えの大学には想像も付かない問題でいらっしゃるかと思いますけれども、私どものように二百何十人という規模の大学でございますと、どこの学部のどの空きポスト、空きポストというのがそもそもございませんから、どの方が定年で退官されたらそのポストを理事の方に回そうかというような考え方をしなければならないわけで、理事の数だけ退官者がない場合にはどうしようかなどというせっぱ詰まった問題
ですから、国の施策として法科大学院というのは今回のように法律を作って改正して設置をしていくわけですから、施設の整備、教官定員、この確保などには責任を国がきちんと持つと、こういうところが必要だと思いますが、これまたお二人からお聞きしたいと思います。
○国務大臣(森山眞弓君) 委員御指摘の施設の充実、教官定員の確保というようなことについては、法務省は直接の所管ではございませんのですが、私個人としては、数年前、文部大臣をやっておりましたときに同様の問題を各方面から提示されまして、非常に大変なことだということはよく承知しているところでございます。
なお、補足いたしますと、医学部と看護学部では教育研究の体制あるいは施設設備の体制に随分と差がございまして、一例だけ申しますと、医学部の医学科で通常入学定員が百名の場合、いろんな授業科目等がございますので、必要な教官定員は約百四十名であるのに対しまして、看護学部の場合は入学定員が八十名の場合、教官定員は五十名程度で済むというような両学部の性格の違いもあることを御留意いただければと思います。
○政府委員(佐々木正峰君) 学部の性格によっても、また教官定員や学生定員によっても学部運営に要する経費というのはやはり相当の差異が出るのであろうと思っておるわけでございます。ちなみに、例えば工学部でいえば学生一人当たりの経費が約百五十二万円でございますし、法学部でいえば六十二万円というふうな数字になっておるわけでございます。
○政府委員(佐々木正峰君) 医学部と看護学部においては、教官定員や学生定員が大幅に違うわけでございます。例えば医学部医学科は、入学定員が百名であり、教官定員が百四十一名でございます。それに対しまして医学部看護学科は、入学定員が六十名、教官定員が二十八名というような状況でございます。
大学はよりすぐれた人材を得ることが不可能になるだろう、また、今でも大学の一極集中が進み、施設整備、研究費、学生定員、教官定員もすさまじい勢いで偏差値序列に組み入れられている、任期制で一極集中が一層強まるでしょうと。 つまり、任期制が大学の活性化につながらないということを警告しているんですね。こういう警告をどう受けとめますか。
、また、「大学の一極集中がすすみ、施設整備、研究費、学生定員、教官定員もすさまじい勢いで偏差値序列に組み入れられています。任期制で、一極集中がいっそう強まるでしょう。」、こういうふうに言っているんです。 つまり、任期制は、教育研究の活性化につながらず、日本の国に本当に必要な大きい仕事をやりにくくさせ、大学間格差を拡大させていく、こういうものをもたらすだけだというふうに思うんです。
なお、この場合の教官定員につきましては、短期大学が現在夜間で三年課程でございますが、これが夜間主コースになりますと四年になるということが一つあります。さらに、入学定員が総体として二十人ふえるということもございますので、それらを勘案いたしまして、全体として教員定数では二十四人の増ということで現在御審議いただいております予算にもお願いをいたしているところでございます。
なお、これ以外に附属の教育研究施設につきましても、所要の教員、教官定員として二十七人、客員教官四人ということを用意をいたしております。
この転換に伴いまして、茨城大学は四年間で学生総定員は二百十人の増、教官定員は三十七人の増、その他の職員定員は十二人の増となっております。山口大学でも同様に百四十人、教官定員で四十四人、その他の職員定員で十四人の増となっております。 それから設備費につきましては、総額で茨城大学三億五千万円、山口大学三億八千万円が措置されることとなっております。
○政府委員(大崎仁君) 教官定員等につきましては、ただいま申し上げましたように、大学自体での御工夫ということもいただいておりますので、その御活用ということを当面はお願い申し上げたいと思っているわけでございますが、その他設備等の充実につきましては、大学側からの御要望も受けまして努力はしてまいりたいと思っているところでございます。
ただ、臨時増募につきましては、その性格上、各大学に既存の施設その他をできるだけ御活用いただいて臨時の増員をお願いしたという性格もございまして、教員の定員につきましては、一般教育の教員、教官定員を学生二十人について一名、あるいは専門教員につきましては学生数に応じた一定の増員というようなことで措置をいたしておるわけでございます。
ただ、それは臨時定員増に伴いまして増加された教官定員の枠で採用された教員の身分保障というものと直接関係するということではございませんで、臨時増募に係る採用教員につきましても公務員制度上の身分保障というものは他の教員と同様にあるわけでもございますので、当該大学あるいは学部、さらには国立大学全体の定員というものの枠の中で個々の教員の身分保障はなされるというふうに御理解をいただければありがたいと存じます。
○大崎政府委員 臨時増募に伴いまして措置された教官定員につきましては、学生の増員が行われました学部の教授会におきましてそれぞれ適切な人事の選考を行い、採用を行っておるというふうに承知をいたしております。
私どもとしては、これらの定員については、定員措置もなかなか厳しい状況でございますので、今後の折衝になるわけでございますけれども、一つの目安としては、先ほど申し上げました六十年度において一応三大学について百二人対応しましたことが一つのいわば目安になるわけでございまして、全体的に期間を限った定員増については、先ほどのような前提で申し上げれば、以上のような教官定員を要するということになるわけでございます。
ただ、基本的には教官定員の措置などについては先ほど申し上げたようなことで対応するわけでございますけれども、やはり期間を限った定員増の問題である以上は、各大学等においてもいろいろ施設の活用その他の点について工夫、改善といいますか、そういうような点で努力を願う点はやはり各大学にも積極的な努力をお願いすることは私どもとしてもぜひお願いをしたいと、かように考えております。
昨年の調査に比べまして本年の調査では、特に私どもとしては、具体的に現在の施設設備等を活用するということは前回と同様でございますが、教官定員の対応としては、昨年はその辺が大変抽象的であいまいでありましたけれども、本年度数字をとっておりますもので申し上げますと、教官定員については完成時では、一般教育担当教員についてはやはり入学定員二十人について一人を措置するというようなこと、あるいは専門教育担当教官についてもそれぞれ
これらの学部や大学を全部控除しますと、あとの学部と大学で八千名というのは、これは現在の施設、設備、教官定員でいくなら、相当な頑張った数字を出しておられると思うんですよ。だから、そこのところには大学側も非常に苦労しているところあるんで、それだから次の欄には、こういうことをやってもらいたい、これ以上ふやすなら、これが必要だというのが書いてありますね。だから、そういうものについてどれだけ対応できるのか。
従来の講座制というのは教育研究活動を安定的に遂行できるという十分な長所はございますけれども、他の関連分野との連携協力に円滑を欠くとか、あるいは一つの講座に教官定員が固定的に配置されるために定員運用にも弾力性を欠くといった点がございます。大講座制はそういう従来の講座制よりも幅の広い分野をカバーいたしますし、従来の講座制の問題点を補う上で非常に意義の大きいものだと考えております。
○佐野政府委員 先ほども申し上げましたように、小講座制の場合には教育研究活動を安定的に遂行できるという点に非常なメリットがあるわけでございますけれども、逆に関連分野の講座との連携協力に円滑を欠く、あるいは一つの講座に教官定員が固定的に配置されますために定員運用にも弾力性が乏しい、そういった点がメリット・デメリットとしてあると思います。
ただ、一般教育専任の教官定員について、それをさらに充実をするための努力をする必要があるということは、私たちも十分に考えております。
ちなみに、四十二年度の教官定員は五千百九十八名でございましたけれども、五十二年度では六千二十二名で、その間八百二十四名の増員が行われておりますが、こういった努力をさらに続けてまいりたいと思います。 教育工学センターについても、これは各大学の御要望の強いところでございます。四十二年度では全く教育工学センターというのは置いておりませんでしたけれども、五十二年度現在では十五置いております。
これに対応いたします教育大学の昭和五十二年度の教官定員は、全体計画に即しまして百三人となるわけでございます。
○佐野(文)政府委員 先ほどもお答え申しましたように、五十二年度の教官定員が教育大学におきまして百三人ございます。この教育大学の定員とそれから筑波大学との併任と両方の措置を使いまして残った留年者の教育に当たるわけでございます。
○久保亘君 またこの問題についてはいずれ機会を改めていろいろ意見を申し上げたいと思っておりますが、地方の大学の中には、いま松永委員も言われましたように、講座などにも実際は欠陥講座が非常に多くて、教官定員はあっても非常に欠員が多い、こういうような状態のものが数多く見られます。そういうような形になりますと、自然、予算の総枠にも影響していくわけであります。
したがって、通常の工学部の場合とは別途の配慮が教官定員については必要であろうと思います。そこのところの詰めを今後急ぎたいというふうに考えているわけでございます。
〔理事久保田藤麿君退席、委員長着席〕 それから第三点としまして、事務職員の労働強化の点を一体どうするかというお尋ねでございましたが、これにつきましても、教官定員の場合も同様でございますが、学年進行により東京教育大学の方の教官、事務職員が減っていって筑波大学の方がふえるわけですが、事務職員等が移っていく移り方は均等に四年分の一ということでやるのはやはりよくないということで、〇・五、一、一、一・五という